一朴洞日記

多岐祐介の老残妄言

好きな女性たち

丸五年経ったのかァ。 X(旧ツイッター)には、「あなたの○年前の投稿を見てみよう」という、親切のようなお節介のような、サービス画面へと勧誘されることがある。思いつきの云いっぱなしを方針としてきた私としては、ほとんどクリックしてみることはない。 …

遅く起きて

「はやく起きた朝は」っていう番組があったなぁ。今もあるのかしらん。森尾由美さんって、好きだったなぁ。 二日間起きていたから、二日分眠るのだと意気込んで、ぐい吞み二杯(半合か)の熱燗やって、就寝したものの、倍の時間は寝ちゃいられない。熟睡したつ…

ショートカット

NHKラジオ「まんまる」を聴くともなく流していたら、いつからかアシスタントのミズノユウコさんという名が耳に届くようになった。音声媒体のこととて、同姓同名のかたかと勝手に思い込んでいた。ふと番組ホームページを覗いてみて、魂消た。水野裕子さんでは…

乙女のピンチ

「一隅を照らす旅人」さんとおっしゃるかたが、SNS に動画を挙げてくださいました。もとの素材については存じません。歌謡番組での、特集コーナーででもありましょうか。リポストさせていただきました。 作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一、唄は『S・O・S』であ…

ジャカルタ、ドッキリ(3)

ラーマンとデジ。アイデア豊富な監督兼立役と、相方女優である。 だれの胸の奥底にも眠っている助平ごころをチクリと刺す、少々意地悪で毒のある笑いを誘った Ramdany Eka とは対照的に、「ロマンティック」という視点・方針を徹底的に貫こうとしたのが、Rah…

百年祝賀

高田博厚『室町澄子』 NHK ラジオ放送が開始されたのが、百年前の今日だという。「ラジオ深夜便」では、かつて深夜 NHK の顔(声?)だった先輩アンカーがたが次々に登場なさり、思い出を語り、今後への期待を口になさった。 室町澄子さんは、かつてテレビの…

想い、息、声

『鬼平犯科帳』『剣客商売』はいずれも、いかにも池波正太郎ワールドだ。主役は懐の深い老練な男で、脇役のだれかれもくっきりと性格づけがなされてあって、娯楽作品ながら物語の細部の彫り込みも丁寧きわまる。 毛色の異なる娯楽作品もある。『ぶらり新兵衛…

どんだけ

インタビューに応えて『鬼平犯科帳』を回想する梶芽衣子さんは、心の底から愉しそうだ。 寒い。陽射しもない。散歩にも買出しにも出る気が起きない。ユーチューブで古い時代劇映画かテレビドラマでも観て、おとなしく過そうかと思う。 久びさの『鬼平犯科帳…

レジェンドたち

今日も用足しに外出したい気はあった。が、出そびれた。代りに、なん日か遅れで大阪国際女子マラソンのスタートからゴールまでを、ユーチューブで観た。 中継本部での解説陣は、高橋尚子、渋井陽子、福士加代子。移動中継車が野口みずき。バイク移動が千葉真…

ウワッ驚いた!

歳末の小忙しいさなかに、とんでもなく驚かされた。グーグルの画像検索から、当「一朴洞日記」に入れたのだ。 むろん私の力でも、ましてや文章の力でもない。田北真樹子さんの知名度ゆえだ。月刊『正論』の編集長さんだ。産経新聞社系のジャーナリストである…

劇団文学座

劇団文学座といえば……と連想ゲームのように反応が返る象徴的名舞台のほとんどを、私は観ていない。世代的には間に合っていた舞台もあったはずなのに。偏った興味で観ていたらしい。 矢代静一作品を舞台化してくれる劇団だった。『七本の色鉛筆』の主演松下砂…

掘出しもの

思春期のころ夢中になった女性歌手の一人が、中村晃子さんだ。もともとは映画女優としてデビューした人だが、歌手としてのヒット曲『虹色の湖』の衝撃は圧倒的だった。この一曲にシビれて、家出しよう、東京へ行かねばと覚悟を新たにしたもんだったとの回想…

舟を降りてから

泣こうが笑おうが、全身の力を振り絞って叫ぼうとも、町田瑠唯、君だけは今回なにをしたってかまわない。 十六年ぶりの優勝だという。そんなに経っていたんだ。最古参となった君でさえ、たしかチーム歴十三年。前回の優勝を味わった選手は、チーム内にはいな…

意外性

一見した印象とはかけ離れた意外性が、人間像の奥行きを増すということは、たしかにある。ギャップ萌え、というんだそうだ。 野村真美さんを、日本一不機嫌が似合う女優だと思っている。現代では、である。遡れば、杉村春子、北林谷栄、岸輝子など、大女優た…

感謝・反省・その他

取柄は持続、にはちがいない。けれども内実は……。 知友への無沙汰陳謝、独居老人を気遣ってくださるかたへの生存報告、そしてごく稀なご縁を多としてくださる少数の読者さまに向けての発信。当日記の眼目と申せば、そのていどしかない。ごくごく限られた範囲…

悪いはキレイ

山咲千里写真集『フェティッシュ』(撮/ピーター・アーネル、スコラ、1994)より 悪そうな女が好きだった。 たとえばヒューマン・ドキュメンタリーに、二トントラックを転がして二児を育てている陸送の女性ドライバーが出てきたりする。十代のヤンチャ盛りに…

長身美形

背の高い女が好きだった。 アカツキがパリ五輪行き切符を手にした。女子バスケットボールチームである。ハンガリーにまさかの苦杯を喫したときには肝を冷したが、第三戦ではランキング上位のカナダに競り勝って堂々の本大会出場を決めた。東京五輪では開催国…

徹夜明け

まがりなりにも社会人だった時分に較べれば、わずかな枚数しか年賀状を準備しない。郵便局にて購入する枚数を、昨年よりまた十枚減らしてみた。思わぬかたから頂戴して、返信が必要な事態にでもなったら、そのときに必要枚別だけ追加購入して間に合せようと…

うたた今昔

長谷川 唯。Getty Images の写真を無断で切取っています。 今の「なでしこ」は強いと思う。 サッカーファンからは、今さらなにをと嗤われてしまうことだけれども、「なでしこ」と聴けば、澤 穂希や川澄奈穂美を想い浮べてしまう世代の年寄りゆえ、お許し願い…

ゴミ作り

一昨年の確定申告の下書き計算用紙が、底のほうから出てきた。 下駄箱の脇にちょいとしたデッドスペースがあって、以前は傘立てを置いてあったのだが、近年はコンテナ籠を嵌めこんで、ひと目で不要と判る広告チラシや DM などの放りこみ場所としてある。コン…

未パネル

被写体は斉藤慶子さんだ。写真集ではない。ウイスキー会社が発行した、一九八四年のカレンダーである。写真撮影は篠山紀信。 カレンダーといっても、製本されてない。大判写真の六枚組セットだ。各写真の下部に、写真を妨害せぬ色合いで、ふた月ぶんの日付数…

下司上等

「闇鍋ジャーナル」ニュース解説動画より、無断で切取らせていただきました。 このところ、田北真樹子さんのファンである。産経新聞社月刊『正論』編集長でいらっしゃる。第一線にてご活躍中の出版人でありジャーナリストであり言論人である。世間知らずの私…

疾風のごとく

篠崎澪『努力夢元』(ベースボール・マガジン社、2023.5) 二人の姉がミニバスのクラブに所属していた。次姉が試合で大喝采を受けるのを観て三女は、私もやると云い出した。小学一年生だった。 負けず嫌い、禁欲的努力家、練習熱心、筋トレの鬼女……富士通レ…

意気込み

「ごごカフェ」を聴いても、「ラジオ深夜便」を聴いていても、いよいよ梅雨到来! まるで警戒警報が鳴らされているみたいだ。 このところ体重が二キロばかり増えた。体感により自分勝手に思い込んでる適正体重よりは五キロ増だ。理由ははっきりしている。生…

退役職人

Momoka Japan というユーチューブ・チャンネルに登録してます。 外国人から「日本大好き」と云ってもらう、星の数ほどある番組のひとつですから、続けざまにいくつか観ようものなら、当然ながら飽きます。ホントかいなとの疑念も湧いてきます。が、ももかさ…

幸福餃子

間もなく午前四時だ。餃子を焼こうかと思い立った。こういうのが気まま老人の幸せというもんだろうか。 須磨佳津江さんのお声が聞える。「NHK ラジオ深夜便」だ。二十歳代のころ、このアナウンサーが大好きだった。お伽噺を歓ぶ柄でも齢でもなかったけれども…

ぴよこチャンネル

「piyoko の韓国 Lab.」というユーチューブチャネルを視聴している。韓国人アラサー美女が韓国の繁華街を食べ歩き案内する動画と、日本各地の体当り旅行で観光しつつ食べ歩きする動画とが四割づつ。その他の随筆的語りが二割といった、バランス良き日韓親睦…

解釈

中森明菜『歌姫ベスト』 カヴァー曲のベストセレクション CD の一枚。台所作業のわが愛用 BGM である。 中森明菜の声が好きだ。しかも収録曲が私でも知る曲ばかりなので耳に心地好い。 ということはオリジナル版の歌手なり作詞作曲者が、明菜さんよりもだい…

参加唄

中島みゆきのアルバム『 I Love You 答えてくれ』を作業 BGM に流してなん日か経ったが、もっとも回数多くリピートしたのは『背広の下のロックンロール』だ。 楽曲も声色も個性強烈にして、聴くものだれもがすぐに判別できる中島節とはいえ、曲色というか唄…

雨はどこから

歳月を経ても、この人の唄の力が衰えないのは、詩の力のゆえだと思っている。 炊事だの洗い物だの、台所作業の BGM としては、古めのモダンジャズを繰返し流しっぱなしにしてある。ゴキゲンで解りやすい音、コールマン・ホウキンズ、ドナルド・バード、ウェ…