一朴洞日記

多岐祐介の老残妄言

老人食

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月並×手軽×安価×少量多品目=老人食

 ちゃんと食一回、適当食一回。一日二食を原則としている。
 他に就寝前の台所での一献が加わることもある。第二食が一献を兼ねることもある。
 机作業の一服休憩に、珈琲かカルピスを飲むが、口寂しくてオヤツを摘んだり、飴を嘗めたりすることが多い。本日のオヤツ予定は、ファミマのベビーカステラ。ひと袋およそ百グラム、三百六十キロカロリー

 昨日はめったにない来客があって、適当食ばかりとなってしまったので、本日はまずもって、ちゃんと食。生命の最低保障をしておく。
【方針】
 ●主食は昆布粥か茸粥。塩は使わず、とろろ昆布で薄味に。
 ●味噌汁を作る日には、鉢物二品減らす。(本日はその要なし)
 ●玉子は一日一個。調理法は問わない。
 ●肉類の大量摂取厳禁。たゞし皆無も厳禁。魚も少量にて可。
 ●そのぶん植物性蛋白質にて補充。納豆は常備品。
 ●少量・微量ながら毎日摂取するもの。
  (1)胡麻(本日は擦り胡麻を粥にトッピング)
  (2)海藻(本日は粥中昆布と若布酢、それにアオサ粉を粥にトッピング)
  (3)梅干(大なら二分の一個)
  (4)生姜(粥に刻み込み、酢の物トッピング、肉じゃがに炊き込み済み)
  (5)発酵食品(納豆、酢、漬物類)

 食前・食中にも、食後にも麦茶。胡瓜若布酢の三杯酢も飲み干してしまうから、椀物なしでも喉に不自由は感じない。たまの味噌汁が大ご馳走に感じられたりする。

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 むずかしいこと、面倒なことをいっさいしないので、完食後は葉っぱ一枚残らない。普段残るのは、魚の骨と梅干の種。本日はそれもなし。
【本日のゴミ】
 ●生ゴミ:胡瓜のヘタと尻尾。ピーラーでトゲトゲを削った皮少々。玉子の殻。
 ●ゴミ:納豆パックの内包装フィルム。ラップ少々。ティッシュ数枚。
 ●分別ゴミ:納豆パックの発泡スチロール。

 食後に珈琲。茹で小豆をスプーンに二杯ほど、嘗める。
 茹で小豆の蓋付小鉢が底を突いたので、新しい缶を開ける。分別ゴミひとつ追加だ。
 本日は乳製品皆無だったので、机に戻ってから、デザートヨーグルトの小カップをひとつ開けることになる。