一朴洞日記

多岐祐介の老残妄言

ご命日

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詣り墓(左)と埋め墓

 埋め墓に、兄・本妻・長男(早逝)・長女桃子(作家)・事実上の妻(生涯の伴侶)ともども眠る。
 詣り墓の文字は、志賀直哉筆跡。
 背後には、サルスベリ大木。

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廣津柳浪墓

 昭和三年歿。享年六十七歳。
 息子およびその家族の埋め墓に向いあって。
 逆光。背後には、ケヤキ巨木。

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 区画内に、ツバキらしき一樹。不運な実こぼれ落つるあり、拾って供える。

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 裏面。谷崎精二誌、廣津桃子建之。

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 墓所前より、東京スカイツリーを遠望する。