米処の従兄が、新米をお贈りくださった。毎年この時期の、至福のご好意だ。 「お魚の尻尾とヒレのまわり、食べらんな~い」 「よしよし、小骨が喉に突き刺さってもいけないから、残しておきなさい。それよりお茶碗のご飯粒を、きれいに食べてしまいなさい。…
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