一朴洞日記

多岐祐介の老残妄言

口上

連続一千日〈口上〉

仙厓「烏鷺雪中」(部分)。雪景色のなかの鴉と鷺の画だそうです。 心痛むことの相次ぐ新春でございましたが、お身内に取返しつかぬ災厄はございませんでしたでしょうか。お見舞い申しあげます。 天災人災を問わず、内外に悔しいできごとの絶えぬ年を迎えま…

迎春

穴の目方〈口上〉

つねの日記に挟まりまして、番外のご挨拶を、ひとこと申しあげます。 ドーナツを数える単位は、なんでごいましょうか? 専門家がたの業界用語は存じませんが、一般庶民の慣習にては一個二個でございましょう。 ドーナツ一個の重さは、いかに数えたものでござ…

秋たけなわ〈口上〉

東西とうざ~い! 猛暑日の多い夏でございましたが、過ぎてみればいきなりの秋たけなわ。時の移りゆきが改めて身に染む季節でございます。 皆みなさまにおかれましては、つつがなくご健勝の日々かと、心よりお慶び申しあげます。 あちらへ飛んではこちらへよ…

暑中憚りながら〈口上〉

年々歳々の異常気象、もはや年中行事のごとき熱暑の日々を迎えております。いずれも様におかれましては、ご体調管理にご工夫の毎日かと拝察申しあげます。 また台風シーズンでもございませんのに、時ならぬ集中豪雨による不慮の災害に遭遇されたかたにおかれ…

三年目〈口上〉

お日和よろしきゴールデンウィークのさなか、お愉しみのご予定さぞや多かろうと拝察いたしますが、さようななか退屈な老人の日常をただつづりおりますだけの、とりとめなきブログへとお立寄りくださいまして、まことにありがとう存じます。 お立寄りください…

葉桜挨拶〈口上〉

―― 口 上 ―― かたじけなくもありがたくも、またも読者さまがたにナマの言葉にてご挨拶申しあげます次第となりましてございます。 当「一朴洞日記」は本日このご挨拶をもちまして、立上げより連続七百日めの投稿と、あいなりましてございます。これもひとえに…

〈口上〉連続六百日

東西とーうざーい! 歳末を迎え、どちらもさまにおかれましても、なにかとご多用にて、とかく心急く頃おいではございますが、私ごとにて恐縮なれど、ひと言、お眼を汚しますことをお許し願いあげます。 昨年の五月三日、想い起しますればゴールデンウィーク…

〈口上〉五百日

―― 東西とぉうざ~い (チョン!) 暑さ寒さも彼岸まで。いずれもさまにおかれましては、猛暑ございましたる夏をご無事にて乗切られ、佳きころおひをお迎えのことと、心よりお慶び申しあげます。 さて当「一朴洞日記」は、昨年五月三日に第一回を申しあげま…

〈口上〉五百本め

宣伝チラシの文面なのですが、本当でしょうか? ―― 口 上 ―― 例年になく早き梅雨明け、早き猛暑到来でしたのに、こゝへまいりまして太平洋高気圧の停滞によります、思わざる天候不順。疫病やら遠国での戦争やらにも劣らぬ、不穏な夏でございますが、貴台さま…

二年目〈口上〉

―― 口 上 ―― 東西とぉうざぁ~い ! かずかずブログ多いなか、ご縁をもちましてお眼汚しをかたじけのういたしましたる、あなたさまにひとこと、おん礼ご挨拶申しあぐべく、貴重なるお時間を少々頂戴いたしまする。 当「一朴洞日記」またの名を「老残妄言の記…

ぞろ目

空海(774-835) ――口 上―― 西高東低の気圧配置とか。まだまだ風の冷たい日が続いております。雪国では、記録的な豪雪の後始末に、たいそうお骨折りとうかゞっております。お住いの地域では、いかゞお過しでいらっしゃいましょうか。 迎春のお年賀以来でご…

〈口上〉嬉しきこと

2022.1.1. ―― 口 上 ―― おめでとうございます。つゝしんで初春のお慶びを、申しあげます。 貴台さま、およびご家族さまに、ひとつでも多くの、嬉しいことや愉しみなことがございますよう、お祈り申しあげます。 北国では、例年にも増して雪の元旦をお迎えと…

助走

――口上―― 記録によりますれば、本年五月三日に当ブログ立上げましてより、本日が数えまして百八十四日目。満半年を閲したることにと、あいなりましてございます。 お付合いくださいましたるありがたき読者さま、お励ましくださいましたるかたじけなき皆さま…

夜咄<口上>

――口上―― 残暑、感染症、台風シーズンと、まだまだ心配去らぬ頃おいなれど、暦のうえでは秋にございます。 どちらも様におかれましては、ますますご健勝にてお過しのことと喜ばしく拝し、祝着至極に存じあげます。 おかげさまにて当ブログも、本年五月三日に…

サーッ

――口上―― 老いの手すさび、若き友人らに手を曳かれましてついうかうかと、この日記を立上げましたるは五月の三日。おかげさまで六十七日目にございます。 こゝでひと言、ご挨拶申しあげます。 当初方針めいたものとてなく、眼目第一は、おのれの痴呆進行への…

チョン!

――口上―― かねてより耳にいたしてはおりました、ブログというもの、その実いかなるものやら、つぶさには承知いたしませぬままに、なにごとも経験をとおして体得してゆくに如くは無しとばかりに、エイヤッと立上げてしまいましてより、本日をもちまして三十五…

ズズッ

――口上―― ふと気づきますれば、当ブログ、立上げましてより、三十日目にございます。 もとより、時代遅れのネット弱者にございますれば、お見苦しきことども数かずと、承知いたしおるところにございます。 この間、どちらのどなた様とも存じ上げませぬ、八十…