一朴洞日記

多岐祐介の老残妄言

2025-10-02から1日間の記事一覧

芽吹きの消息

少しは休んだらどうなんだ! 「秋、急ぐ」と題して、玄関前の草むしりを記録したのは、九月十五日の日記だ。残暑に尻込みして開始が遅れていた秋の作業に、ようやく着手したのだった。半月前だ。 門扉までの短い通路の両側に、半枯れ状態となって変色したま…