2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧
珍しく日がな一日、在宅した。 幸いなことに、騒音が峠を越した。破壊・解体工程が山を越え、片づけ工程へと移ったようだ。さらに幸いなことに、今日の暑さは昨日までほどでもない。窓を開け放しておくと、適度の風も吹きこんできてくれる。 だったら今日こ…
炊きたての白飯とは、久しぶりだ。おにぎりでも握るか。味噌汁に玉子焼きと漬物であっさりか。 今日も暑い。解体工事もうるさい。一分でも短く、朝食を済ませたい。やむなくレトルトのビーフハヤシのお世話になった。 シャワーを浴びて、外出準備だ。 時なら…
先祖還りを果した駄君子蘭は、第二陣の花首をもたげ始めた。先頭を切って勇躍開花した一輪は、すでに残骸のように萎れている。 劣悪な条件下に必死で花を着けたということは、彼らも生命の危機を予感しているのだろうか。快適な環境下にあれば、身を勁くし、…
やはり昨日は日曜日だったからだ。今朝は定刻に、筋向うの解体ドリルが叫び始めた。地上三階部分は姿を消しているが、なにせコンクリートの建造物だ。地下部分もしくは頑丈な基礎工事がなされてあったのだろう。重機が大活躍だ。 シャワーを済ませたら、とに…
赤ん坊の頭ほどもある、大ぶりロールパンだ。ロールの筋目にはチョコがたっぷり塗り込まれてある。上には分厚くクリームが載っている。これがクラシック。もう一個はさらにたっぷりナッツ載せの贅沢品だ。福岡のパン屋さんの人気商品とのことだが、進出店が…
門扉から玄関までの短い通路の左右にいる君子蘭だが、東がわのひと株から花芽が揚ってきて、おいおい本気かよと観ているうちに、冗談じゃない、咲き始めちまった。 なん十世代もは屋内に置かれた、れっきとした園芸品だった。いかにもがっしりと観映えの好い…
反省の跡が視られない。今日も遅寝遅起きだ。すでに暑い。パジャマは寝汗を含んでじっとりと重い。すでにうるさい。筋向うの解体工事が始まっている。 冷水をかぶって、すぐにでも身支度にかかりたい。が、暑さ負けしないためには、自炊食は大切だ。台所に立…
今日もまた、寝不足だ。暑い。うるさい。 外食ばかりでは不経済だから、手早く略食。素麺にレトルトカレーぶっかけ。玉子焼き、缶づめイワシ、薬味皿(六ピーチーズ、らっきょう、梅干、ニンニクしそ漬け)。牛乳を一合。 食後ただちに冷水シャワーを浴び、…
A 機が立ちあがらない。こんなトラブルが毎年一回ほどは起きる。例によって私には、いかなる症状でなにが原因なのか、さっぱり見当がつかない。お手挙げである。 前回のトラブルにさいしては、Windows7 搭載の B 機を使って凌いだ。保証期限が過ぎて変換機能…
マロンデニッシュにストロベリーロールを付けた。朝食抜きで飛出してきたから、ちょっと奮発だ。 目覚し時計の設定より一時間早く眼醒めた。それでも、開け放したままの東窓から射しこむ午前の陽は暑い。風もないようだ。パジャマはじっとりと汗ばんでいる。…
口の中をひんやりさせる。 香辛料で発汗を促して涼を摂り、健康バランスを回復させる、南の国びとがたの知恵について、昨日は考えた。今日になって、俺たちだって、なにかしらやってきてはいるだろうにと思い及んだ。 冷蔵庫下段の野菜ボックスに、小ぶりじ…
梅に鶯、松に鶴。カレーには冷水シャワーである。 この数日、毎日一食はカレーを口にしている。カレーライスではない。カレーうどんだ。正確にはカレー冷麦だ。 猛暑に閉口して、炊事時間を短縮したいのが一番の理由だ。が、そればかりではない。カレー料理…
タカセ珈琲サロンの二階奥にて、一人掛けカウンター長テーブルに、そっとノートパソコンを出してみた。 全国的に梅雨明けだという。ラジオの天気予報では、今日も年寄りには危険な猛暑だと、警鐘を鳴らしている。むろん注意はするけれども、実のところ私は、…
心ゆくまで徹底的に、手造りを続けている男がある。 わが行きつけ店のひとつ「祭や(さいや)」は休業中だ。だいぶ長い。ご店主ヨッシーこと吉田さんは、疫病禍の開店困難中は会社勤めに精を出し、実績を挙げ、勤めぶりが評価された。疫病禍が明けても慰留さ…
日本大学藝術学部の正門口だ。昆虫の頭のようなサテライト展示館が正面に突出している。左手がフリー入構口だ。右手を行けば守衛所があり、正式な入構手続きができる。どちらを行っても、中で一緒になれる。 昆虫の胴体のように、すぐ背後にそびえるのが西棟…
ブランド米だ。農産加工品だ。郷里は穀倉地帯だぞ。文句あるか――ではあるのだけれども……。 盆暮れにありがたいお心遣いをお贈りくださってきた親戚がある。早逝した従弟の夫人と令息令嬢によるご一家だ。系図的に観れば、遠い親戚と云えなくもない。にもかか…
どこかしらで好天なのだ。それでいいじゃないか。しかたないじゃないか。 北海道に台風が上陸したという。その影響だろうか。それとも気圧の谷でも近くにあるのだろうか。風が強い。暴風というほどではない。蒸暑さに閉口してきた身には、むしろありがたい。…
戻り途に、湧き水のある公園に寄る。平日の真昼だ。人影はない。せせらぎと池への落水音を独り占めだ。 結局は、水が流れ、落ちるように進むほかないのではあるまいか。 参議院議員選挙の期日前投票に出かける。散歩には格好の距離だ。 ときに期日前投票の投…
たった今思いついた、自己宣伝のキャッチフレーズ。オワコン・エンタメ。 古本屋研究会の若者らの尻尾について、荻窪~阿佐ヶ谷を歩く。蒸暑くはあっても、猛暑に妨げられるほどではない、曇天に恵まれた。 JR 荻窪駅改札口にて集合。定刻十五分前に到着し、…
生来のものぐさに加えて、老化による出不精がひどくなってきた。さらに筆不精まで。もはや致命的症状か。 礼儀知らずにして無謀だった若き日に、ご高齢の大先輩に宛てて自分らの同人雑誌を送りつけたり、あとさきも省みずに書面をお送りしたりもした。むろん…
涼しい。微風も吹く。快適な日だ。 インターバルによれば、作業の日ではない。しかし汗みずくとならずに作業できる日が、ひと夏にいく日もあるとは思えない。後日思い返して、なんであの日を無駄にしたかと後悔するのは、想像するだに腹立たしい。 玄関番の…
拙宅敷地内のささやかなモニュメントたるモトムラストーンを動かす。塀材のブロック一個の上に、重しとしてかつての漬物石二個を置いたものだ。ほぼ一年ぶりの行事である。 どんな作業においても、まずは周囲の草むしりから始まる。目立つ場所だから、おりに…
起き抜けにまず、目覚し時計がタローより遅れていないかと、確かめる。タローはわが相棒の腕時計だ。 目覚し時計は単三乾電池二本を動力にして動いている。ドン・キホーテ池袋店でいちばん安いのを買った。なん年も経つが、丈夫だ。 電池切れが迫ると、遅れ…
年に一度のぜいたくが続く。 医療従事者である元村君は、コロナ禍だの外国人患者さんの殺到だの、最前線の事情をつぶさに経験してきた。夜勤も多い不規則な仕事だ。コロナ禍以前には、ご母堂の介護にも必死な日々を過した。 郷里札幌から一念発起して上京し…
雲はいくぶん厚いが、気温湿度ともに高い。ジリジリと肌を刺す直射日光はないが、すこぶる蒸暑い。 施餓鬼会でお下げいただいた塔婆のお礼に、金剛院さまへ伺う。混雑を避けて、一日遅らせたのだ。境内には人影がない。昨日と今日とでは、雲泥の差だ。参詣者…
ボール争奪の激しいバトル! オイッ、逆サイドもケアだぞっ。 「失敬なこと云わんでください。まだ六十代ですから」 最若手の四人が頑強に主張する。他は七十超えの名選手たちだ。 「バスケットボール部の OB 会です。体育館へ通らせていただきます」 入校時…
ふだん履き用の草履を買った。草履といっても、スポンジサンダルの上面に畳が張ってあるだけのものだ。なんのことはない、ビーチサンダルに和風の鼻緒が付けられただけの商品といっていい。ネルソン靴店で往来に面した晒し棚に常時並んでいる大衆品で、私の…
今月下旬に申しあげる、文学入門のお喋りのさいに、会場でお客さまに配布する資料がようやくできた。 文章講座と銘打ってはあるが、法律を扱う日本語やビジネスの日本語、その他分野ごとの特色や慣習があろうなかで、文学の世界で考える日本語文章というもの…
この季節がやって来た。日ごろは口にできぬもの、あるいは生れて初めて口にするものがいただける季節だ。 ながしろさんはライターで編集者で、ウェブナントカでネットナントカで、いったいご本職がなんなのか、いく度説明を受けても私なんぞには理解できぬ多…
滑稽なほど、要らんことなのだけれども。 かつてここには、とある建物があった。小料理の居酒屋として、長年にわたってご商売なすった。私はお付合いがなかった。あまりにご近所だから、住いと酒場とが近過ぎることから、人間関係やらご近所のお噂などとかく…