一朴洞日記

多岐祐介の老残妄言

2025-06-25から1日間の記事一覧

眼の恩人たち

朝鮮小壺。小型とあなどって手に取ると、存外重い。分厚い。垢抜けない。糸底は粗削りだし、貫入には粗密が著しく、正面も裏も視定めがたい。つまり観賞を意図していない丈夫専一で、実用一点張りの品だ。土間に落したくらいでは割れそうもない。 台所の隅で…