2026-06-01から1ヶ月間の記事一覧
梅雨が過ぎれば、夏到来。年中行事だ。 玄関番のネズミモチが葉を密集させ、徒長枝を伸ばしてきている。樹形の内部を風通し好くさせておかねばならない。虫対策であり、病気対策でもある。 秋深まるころに、冬支度として手を入れる場合には、地上部の負担を…
「二番茶だからね。おいしいよ」 急須に二杯目の湯を差すとき、お師匠さんはかならず云い添えた。 一杯めは急須が十分には温まっていない。茶葉も十分に開いてはいない。適度の間をおいてから淹れたとしても、茶の味がどこか直線的で、ナマだ。はいお茶でご…
マクシム・ゴーリキーの短篇翻訳冊子をいただいた。月に一度の集金人さんからだ。 テレビも日刊新聞も遠ざけた暮しをして久しいが、世の中の底辺の動向をうっすらとでも感じたくて、とある週刊新聞とだけは今も付合っている。ことに地元の細ごました課題や、…
強力なベテラン選手が、再登板する運びとなった。 一週間ほど前のこと、ご近所の奥さまからメロンのお裾分けに与って、久びさにわが食膳に果物が載ると大喜びをした。当日と翌日とに分けて、そっくりいただいたのは申すまでもない。どんぶらこっことメロンが…
サンシャインビルは拙宅の真東にある。かつては中層ビルの草原に一棟だけ抜きん出るようにそびえ立っていた。今では並いる高層ビル群のなかの一棟だ。 ラジオが云っている。 ―― このスタジオから眺める新宿副都心が、霞んできました。小雨が降り始めているの…
東大を裏門から出れば、眼の前が弥生美術館(高畠華宵)と竹久夢二美術館だ。大正ロマンと銘打たれてある。若者たちにとっては日常であるイラスト文化・カワイイ文化の源流だ。ぜひとも観ておいて欲しいスポットである。 散歩ルートとしては、南の池之端~上野…
三四郎池。涼やかな風が渡ってくる。よかった、ホッとした。これなら若者たちをもご案内できる。 近ぢか、古本屋研究会の若者たちの尻尾にくっついて、本郷を歩く予定がある。近隣の古書店散策を兼ねて、東大構内見学をも含む本郷散歩の企てだ。こんな場合の…
池袋が逆襲するそうである。さようですか。ところで誰に? 何に? 長い月日をかけた店内大改装の期間を了えて、西武百貨店が全面的に営業再開する日が近づいたそうだ。おめでとうございます。経営的には、「西武」という暖簾を提げた「ヨドバシ」になるのだ…
若きはしゃぎ声で二度寝から眼醒めたら、時計は正午を回っていた。トイレの窓を開けると、児童公園のブランコの周りに、中学生らしき女子たちが集っている。いかにも愉しそうだ。平日だというのに、なにかの記念日ででもあって、臨時休校なのだろうか。 机に…
夏至である。日曜日である。雨あがりである。用足しに池袋まで出る。 お若い友人たちの力で、先ごろ日記セレクト『蟻の周辺』を編んでもらった。日ごろご無沙汰欠礼を重ねたばかりか、今後ますます気が利かなくなりまさるであろうわが身を怖れて、いっそ娑婆…
昨夜から降っている。注意報が発令されるほどの大雨になる気配はない。かといって小止みになるでもなく、一日中じとじとと降り続けるらしい。こんな日は、晴ればれしい話題を思い出して、漫然と過すのがいい。 この数日、「かっぱえびせん」のモノクロ刷り包…
池袋東口から雑司ヶ谷に向けて、明治通りのゆるい坂をくだる。街路樹はいく種類かの樹木による混生並木となっている。常緑ヤマボウシは花ざかりだ。実を着けた樹種もある。 旧い仲間からの、ご依頼メールを受けた。古書店を紹介して欲しいという。 かつて国…
今年の夏休み前半を猛暑の東京で過そうという若者たちに向けて、そして何よりも、この夏にこそ文章の腕前を一歩前進させようと企てる若者たちに向けて、老人がお喋りすることとなった。雑誌『江古田文学』の編集部による催しである。さて、なん年目の行事と…
許可をいただいて撮影しました。 大手百貨店で買物をした。珍しいことだ。というより、ほぼ年に二回だけのことだ。 またこの半年も、ご無沙汰続きに過してしまった親戚や、最近とくにご恩を受けたかたへ宛てての、粗品手配である。 品選びは野暮でいい。間違…
あたりはサッカー・ワールドカップの話題で盛りあがっている。まことにけっこうなことだ。しかし私には、大相撲のパリ公演が面白かった。三十年ぶりの興行だという。 横綱・大関を筆頭に幕内力士のほとんどが参加して、トーナメント方式によりぶつかり合った…
安全はただ(無料)ではない。天変地異や国際問題などの大局面においても、身近なマナー問題などの極小局面においても、しばしば云われる。解っているさ、そんなこと。と思ってはいるのだが……。 昨夜、久方ぶりに「祭やSAIYA」さんに赴いた。新装開店なった同…
年を追うごとに、時間が足りなくなってきた。暮しに必要な作業量には、さしたる変化がないはずだから、天体の事情で、一日の時間が短くなってきている。ということにしておく。 敷地の南西隅である。往来に面し、西隣りの駐車場に接している。南にも西にも、…
題を「アヤメ弘法」としてしまってから、ハテナッと思った。いかにも私が思いつきそうな題である。 検索してみて、呆れた。昨年六月十二日の日記の題が「あやめ弘法」だった。似た写真が掲げてある。ほぼ同じ場所にしゃがみ込んで、地面すれすれから観あげる…
うっとうしい陽気を迎え撃つには、食欲増進の麻婆茄子ライスだ。 数日前に仕立てた麻婆茄子が、これでヤマだ。昨日炊いて小分け冷凍しておいた舞茸ごはんを解凍して、麻婆茄子をぶっかける。 さらにオニオンスライスの酢味噌和えをも添えてみる。結果として…
気にする私が、変? 駅前に三本のヤマボウシの樹が植えられてある。同じ樹種でも開花時期が異なる。毎年のことだ。 最初のひと株が開花(じつは花と見えるのは苞なのだが)している様子を、写真付きで日記に書いたのが、五月二十一日「停まってもいられない」…
今日こそは、池袋まで出ねばならない。さいわいにして、快晴というほどではない。湿度もそれほどではない。溜りに溜った用件のひとつふたつでも、片づけてゆかねばならない。 きっと私なんぞが歩けぬほどの人出なのだろう。速足で追い抜いて行く人たちには、…
本年一月三十日(2926.1.30) の日記「立春を待って」に使用した写真の再掲である。 ことの起りは、二〇二一年の十二月一日の日記「〈自由研究〉マッチ」にまで遡る。今から四年半前だ。ダイソーとサミットストアとビッグエーにて購入したマッチには相違がある…
梅宮創造『文学の響(Hibiki) 古今の名作を味わう』(早稲田大学出版部、2025) ご無沙汰続きを謝すべく、恩人のお一人である梅宮創造名誉教授のもとへ日記セレクト冊子『蟻の周辺』をお届けしたところ、返礼としてご近著を頂戴してしまった。文字どおり、海…
曇り空だ。やがて降りだすかもしれない。さいわいにして湿度はそれほどでもない。梅雨入りというわけではないらしい。作業するなら今のうちだ。気温がさほどでなくとも、蒸暑くてかなわんという日々が、間もなくやって来る。 建屋北辺通路の東半分。ガスメー…
宅配便が今日届くとの予告メールを受取っているので、長時間の外出は控えねばならない。 およそ三百歩ほどの、ごくご近所に咲く紫陽花を眺めた。こちらのお宅はなん年か前に、シェアハウスというのか、二世代住宅というのか、玄関扉がふたつ並んだ、いかにも…
ようやく帰路で、好きな色に出逢った。 自分のチョンボに発した、なんということもない雑務を片づけねばならぬ日だ。 まずは宅配業者さんへの、再配達以来。来ると判っていながら、つい席をはずしたわずかの隙に、「ご不在連絡票」を投函される破目にたちい…
広島での原爆被災による死者の名簿は、年々書き加えられてきている。今年も新たに3,035人のお名を書き足す作業が、八月六日の記念式典に間に合うように、今日始まったという。この一年にまでご長命であられたかたも、症状や後遺症に悩まれたご生涯だったろう…
台風6号だという(写真はイメージです)。 先頭を切って鹿児島県奄美地方が、その翌日に沖縄県が梅雨入りした。ひと月も前のことだ。平年より一週間ほど早かった。ここ数日で南九州と四国とが梅雨入りした。ほぼ平年並みだ。 台風6号が日本列島をかすめて通…
玉ねぎ、人参、唐辛子。 学友大北君が、手づからご丹精の収穫をご恵贈くださった。ありがたい。まだまだ作物はあるのだが、ご体調が収穫待ちの作物に追いつかないと、お嘆きの様子だ。とんでもない。私にとっては大量である。そんなにいただき切れるもんじゃ…
スープ餃子に初挑戦した。例により軌道修正は今後のこととして、まずはオールヤマ勘で挑む。覚えるにはこれが早道なのは、経験上あきらかだ。 サミットストアにて、種子抜き梅干と塩サバのみを買ったかのように、昨日と一昨日の日記に書いたのは、じつは嘘。…