一朴洞日記

多岐祐介の老残妄言

2023-09-10から1日間の記事一覧

祭の途上

静かだ。祭の宵だというのに。 境内や駅周辺の店みせは、すっかり片づいたのだろうか。居酒屋やスナック・飲食店はどこも満杯だったことだろうが、収容しきれぬ若者たちが街に溢れて、辻つじや街路樹の周りやコンビニの前などに、三人五人と屯して、別れたく…