一朴洞日記

多岐祐介の老残妄言

2022-04-10から1日間の記事一覧

データ無し

ウチのとは、ちがうなぁ。 この悪癖、なんとかならぬものか。就寝予定時刻になると、表へ出たくなる。ここ数日の好天続きのせいだ。午前の陽射しが、まことに気持よろしい。 すこしでも陽射しを浴びるよう心掛けぬと、ビタミンD が形成されない。 食物だけで…

小人論(小説の起源②)

坪内逍遥『小説神髄』、明治十八年刊行。わが国の文学評論に「小説」の文字が記された最初ということになっております。 明治という新しい時代、文学もこれからは、江戸時代までの約束事をうち破って、文明開化しなければならない。勧善懲悪ですとか因果応報…